女性の職業の中でも、人気のあるエステティシャン。
エステティシャンになるためには、国家試験など、特別な試験は必要ありませんがエステは人の体に直接触れるお仕事なので、きちんとした勉強をしておく必要があります。
美容に関する事柄はもちろんですが、人の体に対する生理学的な知識、また精神的な面や心理学など、様々な方面での知識が必要になります。
エステについて勉強することができる専門学校や、エステのコースがある養成学校で学んだり、エステティック専門店に勤めてからそのサロン独自の研修を受けたりして、しっかりした知識と技術を身につけましょう。
エステティック専門店での研修を受ける場合は、そのままそのエステサロンで働くことになりますが、エステティシャンの仕事先は、国内のサロンだけではありません。
民間資格である「認定エステティシャン」を取得し、さらに国際資格である「CIDESCOインターナショナルエステティシャン」を取得すれば、日本だけでなく、海外でも活躍することができます。
「認定エステティシャン」は、日本エステティック協会が認定する学校か、もしくは協会が主催している通信教育を修了して協会の正会員に入会した後に、試験を受けて合格すると取得できる資格です。
エステティシャンのお仕事は、カウンセリング、フェイシャル、ボディケア、脱毛の4つに分けられます。
ボディケアでは、全身のお肌のマッサージやパックを行います。
力の入れ具合や手際の良さなどの技術力がエステティシャンとしての腕の見せ所です。
フェイシャルは、肌トラブルを解消し、お肌の調子を整える美肌のためのスキンケアと、小顔にすることを目的とした痩身系のスキンケアの2つに分けられます。
カウンセリングでは、お客様の肌の状態や、お家ではどんなお手入れをしているかを聞き、お肌のためにはどのようなエステティックを行うかを決めます。
サロンによって、これらを全て行うところと、それぞれ1つだけを行うところなど、その内容は様々です。
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